初めてのお正月を迎えるまろくん。今年はとうちゃん、かあちゃんと一緒に、かあちゃんの実家(福島)でお年越し。
かあちゃんは秘かに、実家にまろを預けて、ちょろっと温泉にでもいっちゃおっか〜(^^)...なんて作戦を立てていた。しか〜し!寒い福島で、血も凍るような大事件が勃発してしまった。
夏もまろを連れて里帰りを体験していたので何も心配せずに福島へ。
少し心配なのは、帰る前日からスプレーを始めたこと。(くちゃい!) ま、汚したら洗って許してもらおう、とお気楽に考えてた。
ところが、いざ、福島に着いてみると、実家の父母に「ふ〜〜〜〜〜〜っ!!」
。それも、威嚇どころか、完全に戦闘モード! 最初は「どーした?じじばばを忘れちゃったのかい?」と穏便に構えていた両親も、行く先々についてきていたる所ですごまれて、トイレにも台所にも近寄れなくなってしまった。
それをいさめようとしたとうちゃんが噛まれたのはそんな時。
右手をがっぷりやられて、大流血。完全に逆上したまろは台所の隅で籠城体勢。
もともとしつけに厳しいとうちゃんは「飼い主を噛むたあ何事よ!」とそのまままろを家の外に放り出しそうな勢い。
ようやくとうちゃんを羽交い締めにしてなだめ、その後は大捕物(いつものように脱糞付き)。
格闘小一時間、真夜中になってようやく米袋に追い込み(実家は米農家さ)、使っていない部屋に隔離したが、完全に興奮してまんじりともしない様子。
夜中の3時に私が布団に入れてやっと実家は落ち着きを取り戻した。
ダンナの手は見る見る腫れて、グローブのようだし...(TT)
翌日、獣医さんに相談して、少しでも落ち着けるようにと、去勢手術をすることに。
(写真館12月参照)
もともと、かかりつけの獣医さんに頼んであったのが、予約がいっぱいとか院長不在のためとかで
なかなか処置してもらえず、「健康診断はOK。年明けに手術。」と言うことになっていたので、どうせならと即刻獣医さんに直行した。
手慣れた田舎の獣医さんは、ぱぱぱのぱと処置を済ませてくれ、一安心。
とうちゃんの手を見て「向かいに外科があるから行っておいた方がよい」という診断で彼も休みの間中、ず〜っと通院、計4本の注射を打たれた。数日手は腫れっぱなしだし、神経もやられちゃったようで、しばらく痛みがあったそうな。
まろは、急に落ち着いてしまったよう。 傷跡がまだ生々しくて痛々しいが、東京に戻ったら、それはもうべたべたに甘えること甘えること。
それがあんまりかわいいので、休みの間中右手を使えなかったことも、温泉に行けなかったことも、とうちゃんが台所に立てない分かあちゃんが苦労したことも、全部水に流してやるぜ〜!(←親ばか)
私の両親曰く、「これは医者も助手も倒れるはずだ」((No.21参照)
でも今思うと、なんでさっさと手術してくれなかったの?とかかりつけの獣医さんをちょっと恨みたい...。(TT)
サカリと環境の変化で、よほど今回の帰省がこたえたのであろう。 まろちん、ごめんね〜!
ところで、田舎での去勢手術は税込1万円きっかりで済んだ。これはうれしい誤算。差額でうまいものでも買ってあげようっと。 |