わんぱく捕物帖
 取調官はかあちゃん。
かあちゃんは我が家の「おきて」そのものである。
 
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No.60 夜の饗宴事件その2 99/09/11 被告人:まろ
  
まろは、ベッドの下に居心地のいい場所を見つけたらしく、最近そこで寝起きをしている。 
なぜか今日は張り切っているまろ。とうちゃんが監視の目を光らせているのに。やな感じだ。 
神経質なとうちゃんは、寝ているときにベッドの下でネコに鳴かれるなんてたまらないと言う。あの手この手でベッドの下を荷物で埋めて、やっとこ入れなくした。これでとうちゃんに安眠が訪れるはずだった。 
しかし。とうちゃんは器用だが、詰めが甘い。枕元が引き戸の窓になっている為に、そこを埋めなかったのだ。 
夜中に、ずどどどっと音がして、まろがその隙間に落ちたのだ。落ちたもんだから慌てて鳴くこと鳴くこと。そして、狭い空間からぴょんぴょんとジャンプはするが足場が悪いので全くあがれる気配なし。かあちゃんはなんとか、とうちゃんより先にまろに救いの手を差し伸べたかったもんだから、手に触った部分をひっつかんで持ち上げてやった。(後で冷静に考えれば、あれは頭と腕だった)が、時すでに遅し。「ふざけんなーっ!」とうちゃん激怒。まろは○○して△△されたのであった。合掌。 
  
判決:有罪。ジャンプ特訓300回。
  
 
No.59 夜の饗宴事件 99/08/12 被告人:まろ
  
今日もとうちゃんが留守。まろ絶好調。 
かあちゃんが寝静まった頃...。 
どどどどどーっ.....頼む、走るな。もう2時だ。耳をふさぐ。 
がたがたがたがた.....うるさい。まろのヤツ、ベッドを踏み台にして押入を開けようとしている。彼は常習犯なので、うちの場合、既に対策はうってある。敷居に細ーい5ミリほどの深さの穴を開けて、つまようじを刺しておくのだ。つまようじを抜けば簡単に開くのだが、幸いまろはオツムが弱くそこまでは気付かない。ただ、オツムは弱いが自分の欲求には根気強い。ああ、うるさい!!(--#) 布団をかぶる。 
かちゃかちゃばしゃ〜ん!今度は何だ?!さすがに目を開けると、そこには、物干しハンガーにぶら〜んとぶらさがったまろがいた。のぼろうとして失敗したらしい。まるで鉄棒にぶらさがったまま懸垂ができなくて居残りをさせられた運動オンチ学生みたいだった。
  
判決:有罪。目が回るまで大車輪の刑。
  
 
No.58 壁のぼり事件 99/08/11 被告人:まろ
  
とうちゃんが留守である。 
まろは、何かタガがはずれたようで、うきうきのびのびしているのが見え見えである。 
何か起こりそうな予感。ああ、どうしてかあちゃんはこういう勘だけ鋭いんだ。(TT) 
秘かにかあちゃんものびのびしていたので、ひじ枕でTVを見ていた。 
まろはどどどどーどどどどーと大運動会中。いつ踏まれるかわからない勢いでちょっと怖い。まろは体重の割に足が小さいので、踏まれると圧力も強いのだ。圧力=重さ/面積だっけ?(知性ゼロ)面積が小さいと圧力も大きいはず。 
それにしても元気だ。まるでピンボールのように、壁まで全力疾走し、「ぱしっ」と両手をついて方向転換。そう、たしか平泳ぎのターンは両手をつかなければならなかったはずだ。 
しかし、その時だけは、ターンをしなかった。ターンせずに、まろはそのまま壁をかけのぼって170cmほどの棚まで走ってのぼっていった。 
ああ、壁にはしっかと爪の跡が。こうして賃貸の我が家の敷金は焦げはじめた鍋のようにすごい勢いで減っていくんだな。ちなみにうちは内緒飼いである。(号泣)
  
判決:有罪。敷金稼いでこい。出稼ぎの刑。
  
 
No.57 灼熱地獄事件 99/08/01 被告人:とうちゃん・かあちゃん
  
長かった梅雨が明けたら、突然毎日灼熱の夏日である。 
だからと言うわけではないのだが、我が家の働き者の愛車レガシーが壊れた。修理の間は、ボロいワゴンを代車に借りた。うちは仕事で使うので荷物が積めることは必須条件だ。 
さて、用事があってこの代車で横須賀に帰らねばならない。 
時刻は真っ昼間。 
代車にはエアコンなし!(きっぱり)35度近い快晴の日には当然ながらクーラーなんか効くもんか。 
まろは車には慣れているが、さすがにその暑さに参ったらしく、乗り込むなり激しい抗議鳴き!そして、鳴いたまま口を閉じないではなか!これではまるで犬である。心臓はバクバクいってるし、これは何だかヤバイ!コンビニで水と、食べたくもないプリンを買い、かあちゃんはマッハでプリンを平らげた。そこに水を入れて与えても、飲もうとしない。プリンにさえ見向きもしないのだからよほど辛いのだろう。冷風の吹き出し口を全部まろに向けて、しばし。やっとこ「かあちゃんのひざにいれば涼しい」と気付いたらしく、どうにか正気に戻った。 
あー、よかった。焦った〜。死ぬかと思った〜。(^^;) 
しかし、後で聞けば、車の中で口を開けっぱなしにしてしまうネコは何人かいるらしい。でもなー、まろは普段へっちゃらだもんなー。やっぱり何事もなくてよかった。
  
判決:有罪。悪かった!あんなボロだと知ってれば、もっと早くエンジンかけといたよ。反省。洗車5回の刑。
  
 
No.56 深夜入浴事件 99/07/23 被告人:まろ
  
明日は天下のネコサイト「ネコパンチ」ご一行様のオフ会である。我が家にもまろを見に寄って下さる。 
今日は掃除をしまくって、つまみでも作るつもりだったが、急な仕事でさっぱり×。いや、ありのままの姿を見ていただくのもよいだろう、と覚悟を決めた。 
1時も過ぎたので、まろのトイレでも掃除して寝るか...。 
まろのトイレは我が家のトイレと風呂場の間にあり、ちょっと薄暗い。臭いの問題もあるので、掃除の時は人間トイレと風呂場の明かりをつけてドアを開け、換気扇をまわす。「さあ、ウンコを人間トイレに流してできあがり〜♪」と一歩踏み込んで金縛り。 
そこには、便器の中に降り立ち、たまった水を飲むまろの姿。 
そして、夜中の1時半。まろは急遽ご入浴である。まあ、なんて近所迷惑な家だ。それからまろのセルフ乾燥を待ち、床に入ったのはゆうに2時を過ぎていた。明日は早起きして掃除するつもりだったのに....。(TT) 
翌日、オフ会参加の皆さまには「まろ、真っ白できれい〜♪」と言っていただいたが、前日風呂に入ればそこそこ見られるという証明でありました。
  
判決:有罪。毎日あげてる水の立場はどうなる?一週間塩水の刑。
  
 
No.55 ぶりぶり事件 99/07/16 被告人:まろ
  
まろのトイレは、人間のトイレの隣に置いてある。朝起きたら、まろトイレのまわりがぶりぶりに汚れていた。まろは普段こっちが心配になるくらいのころころウンコであるにもかかわらず、である。壁から床から、何かをスプレーしたかのようだ。 
その後よく目を凝らしてみれば、台所の床にはニクキュウ型の足跡も多数。とうちゃんは「俺、今、裸足でトイレに行っちゃったよう」と半泣きである。 
速攻でとうちゃんを風呂に行かせ、すましたまろをひっつかまえて、ニクキュウチェックである。幸い(?)ニクキュウはすでにピンク色。コトの後始末はすんでいるらしい。しかし、まさかと思ってみれば、かあちゃんの履いてるスリッパにも梅模様が!! 
まろよ、いったい夜中になにがあったのだ。そして、なぜとうちゃんとかあちゃんのスリッパにのったのだ?買って間もない2足のスリッパはこの日の可燃ゴミ収集車に消え、かあちゃんは午前中いっぱい雑巾掛けとあいなった。 
不思議なのは、トイレの中はほとんど汚れておらず、砂も普段より少し柔らかめのウンコがあるだけ。肛門がエアスプレーになってしまったのか? 
たまたまこの日はまろをビニールカーペットの部屋に閉め出してあったので、被害は最小限に食い止められた。これがカーペットの部屋まで入っていたらと思うとぞっとする。くわばらくわばら....(^^;) 
  
判決:有罪。来年の年賀状の版画担当に任命。梅模様を極めること。
  
 
No.54 しょうゆバトル事件 99/06/21 被告人:まろ
 
夕食の支度をするときは、まろはいつも台所にくる。 
よせばいいのにかあちゃんの足下でくつろいで踏まれたりする事件もよくある。 
この日、にんじんを刻んでいたかあちゃんの視界の隅に何かが写った。 
ぎょぎょっ! 
それは、まろがガス台に伸び上がる姿だった。まろは小さいとき、勢いつけてガス台にジャンプし、ヒゲを燃した経験がある。そのため、彼らしくもなくガス台に対してだけは妙に慎重なのに。 
しかし、よく見れば、まろが手を伸ばしているのはガス台においてあるしょうゆのボトルだった。まろで獲物を狙うかのように、厳しい表情でしょうゆにパンチを繰り広げているではないか!?なぜ、しょうゆにパンチか?(@@) 
かあちゃんがカメラを取りに行き、数枚シャッターを押す間中、彼はキャップを閉めたときにできる泡と戦っていた.....。 
  
判決:アホは好かん。が、しょうゆは無事だったので無罪。
  
 
No.53 どろんこ事件 99/06/15 被告人:まろ
  
用事があって家に帰ったとうちゃんから緊急連絡。 
「おい、ヤツがまたやらかしたぞ」 
慌てて帰ってみれば、ゴールデンウイークに換えたばっかりのカーペットが泥だらけ。(余談だが、このカーペットはすでにまろの爪とぎで、ぼろぼろである。) 

かあちゃんはずぼらである。 
数日に1度しか植木鉢に水をやっていない。(だってそれでいい種類にしたんだもん) 
今日がその日だった。朝、たっぷりと水をやったため、受け皿にも確かたぷたぷに水がたまっていたはずだ。もちろん土もたっぷり水を吸ってどろどろ状態。 
まろは、ブラインドをくぐりたい一心で、その真下にあった植木鉢を蹴倒したのだった。 
なぜ今日だったのか。かあちゃんは、ひたすらにそのわけを知りたいと思う。(TT) 

ちなみに、この鉢植えは「カランコエ」。とうちゃんが、結婚するときに新居の鍵をくっつけてプレゼントしてくれたいはく付きの鉢である。幸か不幸か非常に丈夫な植物で、転落にもめげず、立派に成長し続けている。

  
判決:有罪。しらばっくれてないで雑巾もってきて掃除せんかい!(--#)
  
 
No.52 お尻びっしょり事件 99/06/02 被告人:まろ
  
まろ、久々の入浴である。 
本日は父ちゃん不在のため、かあちゃんが一人でお風呂に入れた。 
乳・幼児の入浴と一緒で、自分が裸で誰かの面倒を見るというのは非常に大変である。ああ、世の母子家庭や母子家庭もどきのお母さん、どうぞ風邪を召しませんように...。などと思いを巡らしながらまろをごしごし。 
いつもは、かあちゃんが洗う係でとうちゃんが拭く係である。 
しかし、今日はお風呂場の中で、ようくタオルドライをし(たつもり)、逃げたがるまろを解放してやった。正直言って、何であんなに人に乾かしてもらうのがイヤなのか全く理解できない。その方がよっぽど楽だろうに、後ろ足を「けけけん!」とやったり、「ぶるぶるぶるっ」と身を振ったり、人間の声なら警官が飛んできそうな声を挙げたりで、こちらもたまらない。 
まろは浴室から出るなり、せっせせっせと「ぺろぺろドライ」モードに入った模様。 
かあちゃんは、まろにかけられた水滴を洗い流すべく、再度シャワーなどして出た。 
みれば、まろは台所の片隅で相変わらず「ぺろぺろドライ」を続けている。「世渡りの下手なヤツ」と内心思いながら腰を下ろして冷たい水をきゅう〜っと一杯。ぷはあ。天国天国♪(*注*普通の人ならここでビール。が、かあちゃんはビールが苦手である。) 
あれ?おかしい。 
尻に手をやると、換えたばっかのパジャマ&おパンツがびっしょり。尻をどけてみると、くっきりはっきりまろの足跡。台所にいたのはあえてかあちゃんを油断させる作戦だったに違いない。やられた.....。今日も脱力。 
  
判決:まろにもいろいろ事情があるに違いない。執行猶予。
が、今度やったら風呂で潜水5分間させたるど。
  
 
No.51 とうとう中毒ヤク事件再び 99/05/22 被告人:まろ
  
事件No49がとうとう癖になったらしい。 
またしても、夕食の最中に、挙動の怪しいまろを尾行するとやはり紙パック入りのダシがらを盗んで食っていた。 
それも! 
かあちゃんの新しい春物スリッパの上で.....。ただただ、脱力である。 
  
判決:麻薬常習の疑いあり。もちろん有罪。余罪追及中。
  
 
No.50 クリーム色ウンコの怪 99/05/06 被告人:まろ
 
まろがウンコをした。 
まろのウンコは正直で、彼が口にしたものがそのまま反映されて出てくる。 
それは例えば、健康サンダルの裏のゴムだったり、発泡スチロールだったり、かあちゃんの髪だったり、盗み食いした大根だったり、と様々である。 
形状は大抵腸の太さが推測できそうに毎度同じ太さで、長さだけが変わる。ポンキッキーズに出てくる粘土のイモムシみたいな形が常である。あとは食べたものによって色が明らかに変わる。 

さて、かあちゃんとしては、ウンコをされた以上、それをつぶさに観察して早急にトイレに流さなければならない。もちろん、これ以上この悪臭の広がりを防がなければならないからだ。ホームキーパーはいろいろ大変なのだ。 
しか〜し!何だか今日のウンコは何かが違った。(これに気付いた自分を母として誉めてやりたい) 
昨日、モンプチを食べたせいか?いや、それとも何か違うような....。 
思い切って、その2cmほどの部分を割ってみることにした。そして納得。それは元々は白であった、まろの被毛だったのである。 
そう言えば、今は抜け毛の季節。父ちゃんが狂ったようにころころカーペットを振りかざしている。そして、なんといってもまろは昨日、お風呂に入った。ご存じの通り、自己努力のみで毛を乾かす彼は、その大半を飲み込んでいたようだ。時間的に言っても、風呂が原因に違いない。 

まろは我が家にやってきてから、実は毛玉を履いたことが一度もない。 
こちとら心配でたまらないのだが、獣医さんに相談しても、吐かないことには仕方ない。中にはこのように下から毛を排出する輩もいるとのこと。それを促すために食事に少量のオリーブオイルを混ぜるのもいいらしい。 
いやあ、それにしてもすごい量だったので、焦ったなあ。(^^;)

  
判決:無罪 神様、毛球症になりませんように。
*「ウンコ」を連発したかあちゃんに教育的指導
  
 
No.49 ヤク事件 99/04/11 被告人:まろ
  
「あ"ーー!!!まろが盗み食いしてる!」 
キッチンの三角コーナーから何かを盗んでいる。 
「こらーっ!」 
かあちゃんは食事を途中にしてまろに詰め寄った。 
まろは慌ててドスッと音を立てて、何かをくわえたままシンクから飛び降りた。慌てすぎて、どっちに逃げていいのか分からない。詰め寄るかあちゃん。ジリジリと時は流れる。(ってそれほどのもんでもないんだけど(^^;)) 
覚悟を決めたまろは、一気にかあちゃんに向かってダッシュをかけた。よく、追いつめられたゴキブリがこっちに向かって飛ぶようなものである。 
かあちゃんは不覚にも、足下をするりと抜けられてしまった。振り返ると、まろは何事もなかったかのように顔を洗っているではないか。? くわえていた獲物はどこへ? 

まろの獲物は見つかった。詰め寄るかあちゃんの足下にあったスリッパの中へ逃げる途中で隠したのだ。それも、勢いがあっただけに、奥の方(より爪先に近いほう)へ入り込んでいた。そして、そう、かあちゃんは気付かずにスリッパを履いてしまったのであった。 

今日の獲物は、ダシを入れた紙パックだった。 
形状といい、隠し方といい、使用した(履いた)後の脱力感といい、まるで麻薬である。まろは密輸人で、かあちゃんは麻薬取締官。よくアクション映画なんかで、逃げてる途中で路地のポリバケツにブツを隠すシーンがあるが、今日の捕り物はまさにそれだった。取締官、破れるの巻である。

  
判決:麻薬取締法違反により有罪。
ダシ入りスリッパの掃除と、ヤク中毒治療のための入院を命ず。
  
 
No.48 人見知り...のはず事件 99/04/09 被告人:まろ/かあちゃん
  
夕方、用事があって家に帰った。 
まろは、玄関を開けると瞬時に飛び出してくるので、いつも注意してそろりと開ける。ま、それでも今日も案の定、にょろりと出てきた。その時!!お向かいの部屋のドアが開く音が!? 
かあちゃんはあわててまろを押し込み、自分もドアの中へ滑り込んだ。 
しかし、時すでに遅し。「あら、こんにちは〜♪ネコちゃんおげ〜んきぃ〜?♪」とドアの向こうからおばあちゃんの明るい声が...。(^^;) 無視するわけにもいかずまろを抱いてご挨拶に出た。このおばあちゃんは、以前まろに餌と砂をくれたことがあるあのネコ好きおばあちゃん。いい人なのだが、いかんせん話が長い。「すいません、この子、人見知りをするので、引っ掻いたりすると大変ですから...」と話を切り上げようとするが、こういうときに限ってまろの奴、フリーズして抵抗できずにいる。「んまあ、やっぱり好きな人は分かるのねえ」とおばあちゃんはいよいよ饒舌になってきた。 
まずい、早く事務所に戻らなくてはならないのに...。 
やっといじくり回されたまろが唸り始めたのはそれからしばらくして。「まあ、大変!やっぱり人見知りしてますね。お怪我をさせたら大変ですから、これで失礼しますっ!!」かあちゃんはしっぽを巻いてドアの中に逃げ込んだのでありました。それでもまだドアの向こうでは「大丈夫よ〜♪大家さんに万一ばれても応援するわよ〜♪」と話し続けていたおばあちゃん。はい、万一の時はその弁舌でよろしくお願いいたします。(^^;)
  
判決:意気地なしのまろとかあちゃんだが、情状酌量。執行猶予。
おばあちゃんはお部屋の中に無期懲役(にしたい...)。
  
 
No.47 押入侵入事件・その2 99/04/07 被告人:まろ
  
今日も部屋に靴下とストッキングが3足落ちている。 
押入は閉まったままだから、昨日の片づけの時に見落としたのか? 
まさか、押入を開けて、そしてまた閉めたのか?謎は深まる一方だ。 
現場検証をしてみたところ、一緒の小引き出しのパンツ類も一応引っぱってみた形跡がある。(--#) 
応急処置で押入に細工をして開けられなくした。あ"あ"、どんどん母ちゃんの押入は使いにくくなってゆく。(TT)
  
判決:証拠不十分。無念の不起訴。
  
 
No.46 押入侵入事件 99/04/06 被告人:まろ
  
帰宅したら、部屋中にかあちゃんのストッキングと靴下が散乱していた。(TT) 
あのとうちゃんが、叱る前に、思わずカメラを構えてしまうほどの光景だった。 

かあちゃんは、押入の中の小引き出しに靴下と下着類をしまっている。その押入が開いている。よくよく思い出してみたが、今朝出かけるときには、押入をきちんと閉めて出かけたと思う。しかし、まろはふすま系は自分で開けられることが分かっているので、疑わざるを得ない。 
かあちゃんは、今は滅多にストッキングははかないのでまあいいが、普通のOLだったら、大損害である。 
確かに夕べは仕事で遅くなり、まろの夕食が12時を回っていたことは謝る。しか〜し!その仕返しがこれか? 
それにしても、なぜストッキングだったのか。まろはフェチなのか。やはり育て方を間違えたのか。とうちゃん・かあちゃんの苦悶は続く。

  
判決:有罪。お針子の刑。靴下のつくろいものを命ず。
  
 
No.45 バリア事件 99/03/23 被告人:まろ
 
むこうから、テテテ...と走ってきたまろが、敷居でコテっとつまづいた。 
    がっっっかり........。 
バリアフリーは人間世界だけのものじゃなさそうだ。 
それにしてもだらしねー奴でござんす。
  
判決:悪いのは大家さん。(おいおい) まろは無罪♪
  
 
No.44 爪切り事件 99/03/20 被告人:とうちゃん
  
また、まろの爪が尖ってきた。 
とうちゃんはここ数日、まろの爪切り作戦で奔走している。 
が、彼は力ずくなので、当然まろに逃げられっぱなし。何でそこまで....問いつめたら案の定。 
「実は深爪しちゃったんだ」 
確かに、夕べ赤くなってる爪を目撃したぞ〜! 
んもう!だから怖がるんじゃろうが!どうしてくれるんだ!!!!
  
判決:有罪!寝てる間にマニキュアの刑。
  
 
No.43 かくもかぐわしきかほり事件 99/03/15 被告人:まろ
 
薄汚れてきたので、まろをお風呂に入れた。 
以前は、「ふふ。大きく見えても、濡れれば小さいわ」なんて思ったものだが、どうも今回は様子が違う。 
濡れても大きいままなのだ。危険だ。これはデ○の兆候だ。イケナイイケナイ。気をつけてやらねば。 
我が家の入浴方法は、 
 1 お風呂にお湯を入れる(まろは確認係) 
 2 とうちゃんが入る 
 3 かあちゃんが入る(まろは湯船の淵でしばらくお湯を飲んだりする) 
 4 かあちゃんが出るときに30cmほど残してお湯を抜く。 
 5 まろのご入浴 
という手順である。 

事件は3で起きた。 
某ネコサイトの裏番的存在、M女史が「うちのネコのお尻のにおいが好きなの〜♪」とのたまったことがある。一度試してみようと思っていたかあちゃん。見れば、まろがちょうど湯船の淵から飛び降りようとしている。お尻がちょうどいい高さ、チャンスは今を置いて他にない。 
くんくん 
予想通りのにおいである。ま、好きといえないこともないが、とりあえず予想通りのお尻のにおいである。 
「ふ〜む、好みとは様々よ」と哲学的に思った、その瞬間! 
なんとまぬけな我が家の長男坊は、足を滑らせて私の鼻先に落ちてきた。ぎゃあああ〜!あと1cm!1cmでかあちゃんの鼻とまろの肛門は世紀の出会いをしてしまうところだった。あんなにたまげたのは膝の上でオシッコされた時以来1年ぶりだよ!

  
判決:無罪。かあちゃん自業自得。体勢を必死に守ったまろにご褒美。
  
 
No.42 オレンジ色の憎い奴事件 99/02/24 被告人:まろ
  
とうちゃんとかあちゃんはお夜食に永谷園の麻婆春雨を食べていた。 
かあちゃんが楽しみにしていたTVドラマをわざわざ中座して作ったものだ。それぞれ小どんぶりを抱えてはぐはぐ、幸せな時間である。 
が、不幸が起こるときと言うのは一瞬だ。ちょっとTVに気を取られたかあちゃんが、あっと思ったときにはもう遅かった。視界にぬうと白い毛が現れ、かあちゃんの小どんぶりは逆さまになった。キレたとうちゃんがまろに向かうのと、まろが逃げだすのは同時だった。 
下にあった新聞からカーペットにははオレンジ色の足跡が続き、かあちゃんは呆然。 

その後のまろの毛繕いの丁寧なことったら。特にオレンジ色に染まった右手は、ことのほか念入りであった。

  
判決:有罪!人の好物狙って、罰を逃れようなんざ100年早い。
が、きっとあんな辛いもの食べたら、天がお仕置きを与えてくれるに違いない。
明日はトイレが大変だぜ。覚悟しいや。
  
 
No.41 マドレーヌ事件 99/02/21 被告人:まろ、かあちゃん
 
今日も今日とて盗み食い。被害:マドレーヌ。場所:とうちゃんのジーパンの上。(^^;)
  
かあちゃん判決:マドレーヌしまい忘れの罪で有罪。明日はおやつなし。
まろ判決:夕べのスポットライトへの仕返しか?情状酌量。無罪。
  
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