No.220 ニクキュウ考 |
2005/02/某日 |
被告人:とうちゃん |
中華の珍味、熊の手はコラーゲンがいっぱいで、体にとてもよいと聞いたことがある。
そこでかあちゃんは考えた。
まろは(つか、ネコは)、毛繕いの際、かなり熱心にニクキュウも舐める。舐める。舐める。
そして、鼻にしわを寄せて、きゅきゅきゅーっとニクキュウの辺りを啜るではないか。
あれは、きっと、ニクキュウに含まれるコラーゲンを、ちゅちゅうっと吸い取り、エネルギーにしているのではないのか。
そしていつまでも若々しく、ベビーフェイスで人間を翻弄し、やんちゃで、わんぱくなパワーを循環させているのに違いない。
道理でいつまでたってもバ...(以下自粛)。
そしてかあちゃんは考える。
あの、ぷにぷにのピンクのニクキュウを啜ることさえ出来れば、この忌まわしい小じわもたるみも消えるのではないか....
ととうちゃんにうち明けたら
「俺は、ウンコ踏んだりするネコの足を啜るような女房には、『ビールを一口くれ』なんて言われても、やれないからな。」
いいじゃんか、けちー。
ぷりぷりの女房になってほしくはないか、と問いつめたが
「しわしわでも、ウンコ踏んだネコの足を啜らない奥さんがいい」そうだ。ち。志の小さい男だ。 |
判決:オトシゴロの女性にとって
コラーゲン摂取は大事な指命である。
女心を汲めぬ無粋さに有罪。
おいしいおいしい中華料理をごちそうすること。 |
|